99%除菌が免疫力を弱める

食器やキッチンなど、

「身の回り全てを完璧に除菌するのが健康的」

と思っていませんか?

答えは「NO」です。

除菌にこだわり過ぎるはむしろ不健康!

 

「バイ菌を退治すれば身体がヤワになる」と

東京医科歯科大学名誉教授の
藤田紘一郎は述べています。

今回は、除菌と健康の関係について。
気になった方はお読みください。

 

除菌のし過ぎは免疫力を下げる

藤田紘一郎氏は、
「免疫力の70%は腸内細菌がつくる」
と話されています。

免疫とは、病原体から身体を守ったり、
病気を治そうとしたりする人体内の働きのこと。

免疫力を高めるためには、腸内細菌を増やし、
その働きを活性化させることが不可欠。

それには普段から菌などの微生物と触れ合い、
体内に取り入れることが必要なんです。

 

菌を取り入れることが健康って聞くと、
なんか頭が混乱しますよね。( ゚Д゚)

普段から菌にさらされた生活を送っていると、
免疫システムがトレーニングされ、
より強固に成長するんです。

例えば、

世の中にゾンビが発生したとします。

生き延びるために、
おのおの集団をつくりますよね。

(ゾンビ=病原菌、人の集団=免疫システム)

ゾンビと数多く戦った経験のある集団は、
ゾンビの弱点や対策がわかってきます。

さらに、役割分担やチームの連携ができてくる。

いつも戦って体を動かしているから、
筋肉ムキムキ、体力もつきます。

ちょっとやそっとのゾンビには負けません。

反対に、

菌の少ない生活をしていると、
免疫システムは戦うチャンスがなくて、
怠けてしまうんですね。

 

免疫システムのトレーニング不足

日本人は世界有数のきれい好き。

しかし、

それが免疫力を低下させているかも!?
と思える事件をふたつ紹介します。

 

O-157に感染しなかった子供たち

 

1996年に大阪の堺市で、
学校給食からO-157による大規模な
集団食中毒が起こりました。

このとき、

重篤な状態に陥った子が大勢いた一方で、
同じものを食べながら、
下痢すらしなかった子供たちがいました。

のちに調査が行われ、
何が症状を二分したのか解明されています。

重症となった子はみんな、
一戸建てに住むような裕福な家庭で、
清潔に神経質なお母さんに育てられ、

泥んこ遊びなど
めったにしないような生活をしていました。

これに対し、

無症状だった子たちは、毎日真っ黒になって
外遊びをする生活を送っていたのです。

 

外遊びをすれば、
無意識のうちに土壌菌と触れ合い、
土ぼこりから菌を吸い込みます。

無症状だった子たちは、
日々土壌菌を体内に取り入れながら、
免疫力を増強させていたのです。

 

「できる男はウンコがでかい」より引用

 

日本人だけコレラに感染

1995年、日本人の免疫力が他国に比べ、
落ちていることを示した事件が起こりました。

バリ島帰りの日本人300人が、
次々とコレラを発症したのです。

このとき、
コレラを発症したのは日本人だけ。

現地の人や他国の観光客はなんともなかったんです。

 

原因菌はエルトールコレラ菌といって、
感染力のさほど強くない菌だったそうです。

 

99%除菌が病原菌を増やす!?

雑菌のいない生活環境は、病原菌にとって、
天敵のいない独壇場といえます。

雑多な菌がたくさん活発に動いてるような場所では、
他の菌にたちまち退治され、
病原菌は生き延びる力をもっていません。

現に、おせじにも清潔とはいえない発展途上国では、
O-157で集団食中毒は起こさないそうです。

O-157が流行するのは先進国のレストランなど、
世界で最も清潔な場所といわれています。

雑菌がいない場所では、
ヤワな菌も我が物顔に猛威をふるえるのでしょう。

 

除菌のこだわりを減らそう

腸内細菌叢の種類は、
生後12か月程でほぼ決まってしまうそうです。

赤ちゃんを育てる際は、
適度に菌に触れさせたいものですね。

あっ!

「不潔がいい」といっているわけじゃないですよ。

清潔も必要ですが、
「ほどほどに」というお話でした。

 

除菌へのこだわりが減ると、
薬品で地球環境を汚すことも減るので、
一石二鳥ですよね。

 

それでは、今日はこの辺りで、

最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。

 

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プロフィール

名前:ひー
資格:理学療法士
病気を治す方法、病気にならない方法を追究中。
食べ物、運動なども大切だが、意識(思い)を改善しないと真の健康は得られないと気付く。
例えば、争い、憎しみ、怒り、心配事、嫉妬、不安、ねたみ、利己主義・・・どれも病気の原因になると思っています。これらは分離感から生じることが多い。
SORA(空)はひとつ。
みんながひとつの方向に進むシナリオを、みんなで描いていきたい。

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