
「ただいま!」と帰ったら、薬用せっけんで手を洗う = 清潔
今宵、この方程式が崩れます。(ガシャーン!)
医療現場では手洗いが必須。
1日に10回以上洗うこともありました。
おかげで、手がガサガサ、ひび割れ、赤くなり・・・
食器を洗うと「いたっ!」
料理をすると「アウチ!」
髪を洗うと「アガッ!!」(←沖縄の方言らしい)
何かする度、痛みの恐怖が(>_<)
手荒れの解決策を検索したいけどぉ、乾燥してスマホが反応しません!
ひーです。
あなたの手を荒らした犯人は、薬用せっけんかもしれませんよ。
今回は、薬用せっけんの危険性と手の洗い方について。
手荒れで困っている人は、是非読んでプリーズ。
薬用せっけんの罪
皮膚常在菌って聞いたことありますか?
皮膚常在菌は、病原菌の侵入を防ぐバリア形成に欠かせない存在なんですよ。
ところが、
薬用せっけんは、この皮膚常在菌たちを皆殺しに(;´・ω・)
皮膚常在菌は私たちの皮膚で暮らしています。
数十種類が、数百億個も!
みえないから、イメージできないっすよね・・・
この菌たちは皮膚の脂肪をパクパク食べて生きている。
菌が脂肪を食べると、皮膚に脂肪酸の膜がつくられ、皮膚が弱酸性に保たれます。
この弱酸性のバリアがめちゃ大事で、病原菌が皮膚にくっつくのを防ぐんですよ。
人間の体って、上手くできていますよね。
まさに神業。
普通の石鹸でも、1回皮膚を洗えば、皮膚常在菌の90%が洗い流されます。
ただ、10%でも菌が残っていれば、12時間後には元の状態に戻る。
ところが、
薬用せっけんを使うと、菌を99%殺してしまうんです。
こうなると、12時間では元に戻りませんぞ。
薬用せっけんによる、手洗いのし過ぎで、皮膚常在菌がいなくなると、
皮膚はカサカサに。( ゚Д゚)
脂肪酸の皮膚膜がつくられず、皮膚の角質層に隙間ができるからです。
角質層はお城で例えるなら、外敵の侵入を防ぐための城壁。
皮膚のカサカサは、このブロックが崩れていることを表します。
ゆえに、病原菌やアレルゲンが角質層の隙間から侵入しやすい状態。( ゚Д゚)
こうなると、人体の免疫システムが反応し、かゆみや湿疹などの炎症を起こします。
これが、アトピー性皮膚炎や、乾燥性皮膚炎を悪化させる引き金になるのです。
手を清潔に保とうと薬用せっけんを使うことが、かえって、手を病原菌だらけにしてたんですね。
厚生労働省が販売を規制
今回の記事を書くために、ネットサーフィンしていたら、
こんな記事を発見!
2016年9月、米食品医薬品局(FDA)が抗菌成分のトリクロサンなど、19種類の物質を含む抗菌せっけんの販売禁止を決めたことを受け、厚生労働省は1日までに、同じ成分を含む「薬用せっけん」について、代替品に1年以内に切り替えるよう製造販売会社に要請した。
FDAは抗菌せっけんについて、有効性や安全性の科学的根拠はないとしている。
(日本経済新聞より引用)
なんと、薬用せっけんに規制がかかっていたんですね。
(知らなかったー)
普通に売られていた商品が、実は体に悪いことが判明し、規制がかかることは珍しくありません。
ひと昔前に、マーガリンなどに含まれる「トランス脂肪酸」が話題になったよね。
売るだけ売っといて、危険だとバレたら対策を考える。
なんなんでしょうね、このスタンス。(;´・ω・)
もはや「科学的に安全性を確認しています」といわれても、僕は1ミリも信用できません。
手の洗い方
東京医科歯科大学名誉教授、藤田紘一郎さんのお話によると、
目に見える汚れがないならば、石鹸もいりません。
流水で十秒も洗えば、手についた病原菌は流れ落ちます。流水による手洗いこそが、大事な皮膚常在菌を守りながら、病原菌を排除するのにいちばん良い方法なのです。
「できる男はウンコがデカい」より引用
手を洗った後は、タオル等でしっかり拭いて、手を乾燥させた状態にすることもポイントですよ。
まずは純粋なせっけんに
私たちは幼き頃から、テレビCMの洗脳を受けているので、
おそらく、流水だけで洗うことに抵抗があるでしょう。
もし今、薬用せっけんをお使いでしたら、純粋なせっけんに変えることからはじめてみてはいかがでしょうか。
シャボン玉 手洗いせっけん バブルガード 300ml(無添加石鹸)
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その方が地球の水を汚さないしね。(*´▽`*)
それでは、今日はこの辺で。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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